ChatGPTがプログラミングでできること
今、話題の「ChatGPT」ですが、様々な分野で様々は可能性が取りざたされています。
今回は「プログラミング」を行う際に、ChatGPTがどのように活用することができるかを
考えてみます。
技術者/開発者がChatGPTを使うときは、以下のような用途が考えられます。
【実装理解】
- 実装説明生成
- アルゴリズム解説
【設計】
- 仕様書作成
- DB設計作成
- アーキテクチャ図生成
【実装】
- コード生成
- テスト生成
【ドキュメント】
- コメント生成
- ドキュメント生成
【サービスへの活用】
- インターフェースとしての対話システム導入
- モジュールとしての文章生成・要約・選択処理
特に【実装理解】や【実装】の補助的役割が開発者や技術者の大きな助けとなりそうです。
ただ、ChatGPTを有効活用しようとしたとき、「プロンプトエンジニアリング」の技術が必要となります。
プロンプトエンジニアリングとは、「プロンプト(ChatGPTに問い合わせをするときの文章)」を構築するための技術です。
このプロンプトの精度によって、ChatGPTから返ってくるアウトプットの品質に差が生じてきます。
また、ChatGPTを利活用すると、様々サービスが考えられます。
例えば、サービスのフローの中で人が行っている部分の自動化や人が行っている部分の対しての補助(言語的、アイデア、提案等)などが考えられます。
前述した「プロンプト」を効果的に使えば、アドバイザーやコンサルタントのような領域での簡易的な相談にも対応してもらえそうです。
クラウドやインターネットを介して、複数のシステムやアプリケーションとつながり、IPaas(integration Platform as a Service)系の一つのモジュールとして有効活用することもできるでしょう。
OPEN AIのChatGPTの出現により、仕事やビジネス、働き方はもちろん、社会の様々な領域で大きなインパクトを与えることは間違いないでしょう。