業務システムを開発する際に一番気をつけている事
これまでの経験上から、4Dは柔軟性があり、
複雑な業務システムの開発に向いていると感じます。
しかしこれから長く使える仕組みをと考えると、
できる限りあとから変更のないテーブル設計に、気をつけています。
大きく以下のポイントに気をつけています。
現状の業務をそのまま落とし込むケースがあります
しかし、これだけですと、大きく組織が変更されたような場合に、
4Dの仕組みが追いついていかない可能性も想定しておきたいです。
そこで今度は全く組織が大きく変わっても、
システムを直しながら業務に追いついていける場合です
現状の場合と、将来大きな組織変更などが生じた場合では
データベースのテーブル構造が大きく変わる場合があります。
そこで、組織が変わるのは仕方がないのですが、
主役である、業務の中身が変わる事は滅多にありません
もし組織の人が変わっても、システムの内部の業務に付随する資産、
言い換えればデータは余程の事がなければ変わらないからです。
そのため、私は、このテーブル構造、設計が一番大切かと思ってます。
弊社で開発した4Dのシステムで一番古いのは30年前のものが現役で動いてます。
手直しはありますが、基本の設計が良かったためまだ残ってます。
社内業務における不変的な部分はどこなのか、そこを見極め、テーブル構造に落とし込む事が重要です。
そのためには、4Dの持つ技術的な視点と、業務の細部にわたる内容と照らし合わせながら、決定しなければなりません。
言い換えればこの部分で、開発したシステムの寿命や、決まりといっても過言ではありません。
それがしっかり織り込まれれば、4Dで開発したシステムは今後、大きな財産になっていくと考えています。